甲状腺疾患

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甲状腺疾患とは

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甲状腺は、からだの代謝を上げる働きをする甲状腺ホルモンをつくっている器官です。首のちょうど喉ぼとけの下にあり、通常はぺたんと平たく蝶のようなかたちをしています。通常は触ってもわからないのですが、腫れて大きくなると、触ったり見てわかるようになります。甲状腺の病気にはバセドウ病や橋本病などの、甲状腺ホルモンのバランスに異常がでるような疾患や、腺腫様甲状腺腫、甲状腺癌などのしこりができてくる疾患があります。甲状腺の疾患によって甲状腺ホルモンが増えすぎると、甲状腺機能亢進症という状態になり、動悸や頻脈、発汗、手足のふるえなどの症状がでてきます。逆に甲状腺ホルモンが減りすぎでしまうと、倦怠感や、眠気、むくみなどの症状がでてきます。甲状腺の病気は、血液検査や超音波検査を行うと多くの場合にはきちんと診断することができ、治療を適切の行うことで体調も改善してきます。